フクちゃんが退院しました。長かった。

退院まで、前回の記事から5日かかりました。

結局、ステロイド剤のお世話に

手術のダメージからはだいぶ回復していたフクちゃんでしたが、やっぱり自発的にはご飯を食べなかったようです。

手術後5日め、ステロイド剤を投与することになりました。
その翌日、フクちゃんはカリカリを7g食べました。

やはりステロイド剤は効果てきめんです。

7g食べた翌日から退院の日まで、ほぼ完食(1回22g × 朝晩2回)です。

手術後9日めにうんちが出たのを確認できたので、退院することが出来ました。

帰ってきたフクちゃん

退院したフクちゃん

写真の通り、体全体をサポーターのようなもので覆っていて、首にはネッカーを巻いています。

これらが無いと傷口を舐めようとしてしまうので、ちょっと可哀そうですがしばらくこのままです。

サポーターがどこかしっくりこないのか、歩くときはなんかヒョコヒョコとしています。
ジャンプもうまく行かないようです。

左手首は点滴の留置針の跡があって、まだ赤く炎症しているので気になるのでしょう。
ネッカーが無いと舐めようとしてしまいます。

しばらくの間は不自由な状態ですが、我慢してもらいます。

組織検査のダイジェスト版が送られてきたという話でした。盲腸も肝臓も炎症が見られるが、他に異常は無いようです。

正直、手術前ははっきりした原因が判明するだろうと期待していたのですが、大きな異常は無いということがわかっただけのような気がします。

そうなると、自己免疫疾患による炎症という線が濃厚になりそうです。

ステロイド剤と言えば、人間の場合はその副作用が騒がれる薬ですが、犬や猫の場合はそこまで神経質にならなくても良いのかもしれません。
「猫 ステロイド」でググってみて、以下の記事を見つけました。

猫はステロイド剤に強い?猫に多いアレルギーの病気はこの3つ!
ステロイド剤 前院長日記 - 袋井動物病院

安心していいのか悪いのか...