前回の記事で記載したように、予定通りフクちゃんの手術が行われました。

手術日の四日前くらいから、うんちをユルくするためにラクツロースというシロップ状の便秘薬を飲ませました。

「手術日前日の夜からご飯抜き、水も飲んではいけない」ということで、各部屋に設置している水飲み用のボウルを就寝前に全て撤去しました。
マロも飲めなくなりますが、お付き合いで我慢してもらいます。

ご飯抜きですが、前日の朝もわずかにカリカリ1gを口にしただけでした。

手術日当日

朝9:00に病院へフクちゃんを連れていくと、まずは術前検査ということで、体重、体温の測定と血液検査が行われました。

準備

前回に比べてALPが上がっている、少し黄疸が出ているが、手術は可能なレベルとのこと。

ただ、うんちが出ていません。
ラクツロースで軟便にして手術当日までにうんちを出しきる予定だったのですが、結局、摘便することになりました。

でも、炎症のせいなのかとても痛がります。凄く暴れるので麻酔後に行うことになりました。

あとは準備と予定5時間の手術だけとなったので、手術開始前にまた連絡を頂くことにしてお預けしてきました。

家に着くと、ひとりお留守番をしていたマロが、普段と変わらず玄関まで出迎えに来ました。
いつもと変わらない様子に、フクちゃんが居ないことに気づいていないのか?と思ってしまいます。

手術開始

13:15
手術開始の連絡が来ました。既に麻酔も安定していて、摘便も終わったとのこと。
夕方の手術終了まで無事を祈るしかありません。

18:04
待っていた連絡が来ましたが、予定より時間がかかっていて、あと一時間くらいかかるとのこと。

20:00
手術終了の連絡が来ました。フクちゃんは麻酔から覚めたが、まだぼーっとしているとのこと。
ちゃんと目覚めてくれてひと安心です。

状況

電話口で先生から説明がありました。

  • 問題があったのは虫垂の幽門部分のみ。造影検査で問題のあった箇所よりもずっと手前。造影検査で問題のあった、うんちの流れが滞っていた箇所自体は特に問題が無かった。
  • 虫垂の切除をした。切除した部分は病理検査に出す。
  • 肝臓は見た目はとても綺麗だった。年齢不詳だったが、2~3歳のまだ若い綺麗な肝臓。生検のため二ヶ所切除した。
  • 他に問題があるところがないか確認した。このため、手術時間が長引いた。

と、言った感じで、結局、虫垂の切除と肝生検をしただけで他は問題無しということになります。

あの食欲不振は虫垂炎ということなのでしょうか...。

ひとまず無事に終わったのでひと安心です。

明日、面会です。